深層筋を鍛える

深層筋を鍛えることは、ピラティスを行ううえでの目的のひとつです。深層筋というのは、体の奥深くにあるので、見ることはできません。それだけに鍛えることも難しいものです。

いわゆる筋肉トレーニングは、おもに表層筋を鍛えています。ピラティスで鍛える深層筋は、この下にあり、骨を支えているのです。つまり、体を支えるものなので、鍛えることで姿勢がよくなります。

また、深層筋は鍛えることで、柔軟性もあがります。ピラティスを続ければ、深層筋は力づよく、しなやかになるわけです。こうなってくると、体を支える土台がしっかりしますから、疲れにくくなってきます。しかも、代謝があがるので、よけいな脂肪がつきにくい体になります。

ただし、深層筋を意識して、体を動かすのはかなりむずかしいことです。ピラティスをしていても、慣れないうちは、つい表層筋を使ってしまいます。

しかし、これでは効果がありません。表層筋を使えば使うほど、深層筋は使われずに、どんどん弱くなっていきます。しかも深層筋は細い筋肉なので、つねに鍛えていないと、すぐにもとの状態に戻ってしまうのです。

とくに女性は、深層筋を鍛えることが大切です。閉経後にホルモンバランスが崩れると、骨粗しょう症にかかりすくなるからです。その際に、深層筋を鍛えていれば、骨を支える力がきちんと残っています。

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